リズ・ブルボーさんのニュースレターから

（ニーズを伝える）と（自分を正当化する）の違いは？

リズ・ブルボーさんのニュースレターからです。
（ニーズを伝える）と（自分を正当化する）
の区別が難しい人が多いようです。
あなたのニーズを誰かに説明する時
なぜそうしたいかもつけ加えて話すことはありませんか？
もしそうだとしたら
あなたは、自分を正当化しているのでしょうか？
それともシェア（分かち合い）をしているだけでしょうか？

この質問に答えるためには
まず（正当化）を正確に定義する必要があります。
辞書によれば、（自分を正当化する）とは
自分がとった行動を説明し
不当に責められていることを示して
自分の身の潔白を証明しようとすることです。
（自己防衛する）と（正当化する）は、同意語です。

つまり（自分を正当化する）時のあなたは
罪悪感を感じているということですが
たいていの場合、そのことを自覚していません。
相手が何も言っていないのに責められていると感じ
聞かれてもいない、求められてもいない説明（証明）を
しようとすることはよくあります。
相手から責められていると確信していますが
実は自分自身を責めているのです。

1つ目の例は、新しく買った品物を
意気揚々と夫に見せている女性の話です。
「本当に必要な物だったの？」と夫が言うと
彼女はいろいろな理由を並べて正当化しようとします。
同時に怒りも感じている可能性が高く
ついに
「何故あなたはいつも私に罪悪感を持たせるの？
せっかくいい気分だったのに！」
と余計なことを言ってしまいます。

多分あなたはもうお気づきでしょう。
夫の質問が彼女を怒らせてしまったのは
彼女自身が罪悪感を感じていたからです。
もし彼女に全く罪の意識がなかったら、
夫の態度はかなり違ったはずです。
他人はいつでも鏡の役をして
私たちの内面のあり方を見せてくれています。
私達には人生を創る大きな力があるのです。

2つ目の例 省略(*^_^*)

あなたが勇気をもって自分のニーズを優先し
決断したことを相手に伝える際に
留意していただきたいことがあります。
あなたの決断を相手が受け入れない時
もし相手に責められていると感じたら
それは自分自身に対して感じているあなたの罪悪感の現れです。

あなたが自分を正当化し始めるやいなや
あなた罪悪感を感じています。
自分のことを考えること、つまり自分を愛すること
ありのままの自分を受け入れること
自分にとって一番よい決断をすることを悪いと感じています。
今一度思い出してください。
自分のニーズを、罪悪感なしに、
言い訳や証明することなしに、優先することができないと…
あなたは他人に対して多くを期待することになります。
あなたはエゴイストになります。
エゴイストとは、他人が彼ら自身のニーズを満たす前に
私のニーズを満たして欲しいと要求する人のことです。

その対極は、真に愛すること、他人のニーズをきく前に
自分自身のニーズを聞くことを自分に許すことです。

他の人達があなたのニーズの前に

彼ら自身のニーズを優先することを
受け入れられるようになると
あなたは自分自身を十分に愛せているとわかります。
他の人達に罪悪感を感じさせようとすることがなくなり
賛成できない場合でも彼等の決断を
もっと楽に受け入れるようになります。

愛をこめて
リズ ブルボー

以上

素敵なニュースレターでしょ。

シェアできて嬉しいです。

2016年来年

リズ・ブルボーさん来日予定だそうです。楽しみです。

写真は北海道 青い池